【2025年7月第1週】晩酌しながら読める福祉ニュースまとめ
どうも、社会福祉士…いや、晩酌福祉士のわいじろーです。
今週も、焼酎片手に“福祉のいま”をゆるっと振り返ってみましょうか。
📰 ニュース1:2025年介護報酬改定、地域格差問題が再燃
厚労省が発表した「介護報酬地域差分析」によると、都市部と地方の介護事業所の“収益性の格差”が顕著になっていることが明らかに。
✔ 要点まとめ
- 地方では「基本報酬の加算が取りにくい」構造が問題視
- 都市部の人員確保加算などが有利な傾向
- 「地方だから赤字、それでも続ける理由は“使命感”」という声も
💬 晩酌福祉士のぼやき
地方の事業所って、もはや“福祉版ボランティア”化してません?
国よ…使命感だけで、飯は食っていけないんですよ……
📰 ニュース2:成年後見制度の「報酬ガイドライン」見直し議論スタート
法務省の審議会で、成年後見人の報酬基準を見直す動きがスタート。現行の「収支バランス」「本人の財産」だけでなく、支援内容の“質”も評価すべきという方向へ。
✔ 要点まとめ
- 報酬の“定額+加算制”導入が議論に
- 障害者支援・身寄りなしケースなどの“手厚さ”に報酬を反映したい考え
- 実務者(社福士・司法書士など)からは賛否両論
💬 晩酌福祉士のぼやき
やること増えてんのに、報酬据え置きって…
「やりがい搾取」の最前線がここにあります(泣)
📰 ニュース3:高齢者住宅、廃業ラッシュが止まらない
2025年上半期だけで「サービス付き高齢者向け住宅」の廃業件数が過去最多に。
✔ 要点まとめ
- 人件費・光熱費・食材費の高騰
- 介護保険外サービスの“儲からなさ”
- 入居率70%未満の物件が続々と閉鎖へ
💬 晩酌福祉士のぼやき
サ高住って名前だけ見ると“安心そう”なんだけど、
中身は「介護保険外の戦場」なんよなぁ……
儲からんけど、やる人が必要。ほんと矛盾。
📰 ニュース4:生活保護受給者が過去最多に
厚労省が公表した5月の速報値で、生活保護受給者数が約208万人に達し、コロナ禍以来の最多更新。
✔ 要点まとめ
- 高齢単身世帯の割合が増加
- 若年層の精神疾患による受給も微増
- 「生活保護は最後の砦」が現実味を帯びてきた
💬 晩酌福祉士のぼやき
生活保護って、本来“いざというときのセーフティネット”のはず。
でも今、これが「当たり前の暮らし方」になりつつあるって…
……それ、もう“社会の構造がバグってる”ってことじゃない?
🍶 編集後記:福祉って“人間味”の最前線だよね
今週のニュースを見て思うのは、
「制度」と「現場」のギャップが本当に深くなってきたなぁってこと。
制度設計する側の論理と、
実際に現場で汗かいてる福祉職の感覚、
その“ズレ”がじわじわ広がっている気がします。
でもさ、そういうとこに、自分達みたいな「声」が届いていくといいなと思うわけです。
晩酌しながら、毒吐きながらでも、伝える意味ってあると思います。
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