妻の産後うつと家庭の転機
晩酌しながらふと振り返ると、思い出すのはあの頃のこと。
妻が産後うつのような状態になり、家庭が一気にピンチに陥りました。
そこで私は、仕事を辞めて育児に専念することに。
父親として当たり前のことかもしれませんが、実際にやってみると想像以上に大変でした。
夜中の泣き声で起こされるたびに「これは合法的な拷問では?」と頭をよぎる日もあり。
異常に拒否って、眠った時でしか飲まない、ミルクを作り、時間を掛けながら物音を立てず、ハラハラしながら飲ませる。
離乳食が始まると、朝から離乳食を作り、食べさせる。吐いた日には全部、着替えをさせる。
スマホなんて触る暇はなく、ただただ子どもと全力で向き合う日々でした。
「育児はせんとかいかん」
この言葉が、骨身に染みました。
妻の復帰と保育園探し
数か月後、妻も少しずつ元気を取り戻し、「やっぱり早く職場に戻りたい」と。
予定よりも1か月前倒しで復帰することになり、急いで保育園探しをしました。
ありがたいことに、すんなり受け入れてくださる園が見つかり、子どもは無事に入園。
最初は泣きながら通っていましたが、少しずつ慣れてきて、先生に抱っこされながら笑っている姿を見ると、本当に安心しました。
保育士さん、本当にありがとうございます
ここで言わせてください。
保育士さん、本当にありがとうございます。
育児を数か月やっただけの私でも分かります。
一日中、子どもと向き合うのは体力も気力も削られる大変な仕事です。
それを何人もの子ども相手に、しかも毎日笑顔でやっているのだから、尊敬しかありません。
朝の送りで「昨日はこんな様子でしたよ」と細やかに声をかけてくださる姿やアプリでの連絡帳のやり取りに、親としてどれだけ安心させられたことか。
私たちが仕事に行けるのは、保育士さんたちが子どもを全力で支えてくださっているからです。
家族を支えるのは一人じゃない
今は新しい職場で働きながら、子どもの成長に励まされる毎日。
「家族を守る」と言うとカッコいい響きですが、実際は多くの人の支えがあるから成り立っています。
保育士さん、地域の人たち、そして職場の理解。
その支えがあるからこそ、私はこうして晩酌しながら「今日も何とかやれたな」としみじみ思えるのだと思います。
これからも家族のために頑張りつつ、支えてくれる人への感謝を忘れずに歩んでいきたいですね。
まとめ
- 妻の産後うつをきっかけに育児に専念
- 保育園のおかげで妻が早めに職場復帰
- 保育士さんの存在は「安心の源」
- 育児は一人ではなく、多くの支えで成り立っている
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