こんにちは、社会福祉士のわいじろーです。
2025年7月の参議院選挙が近づいてきましたね。政治の話ってちょっと堅いし、難しそうって思われがち。でも、今回は「福祉政策」に絞って、晩酌しながらでもわかるように超ざっくりまとめました。
「高齢者介護」「障害福祉」「子育て支援」など…福祉職として働いている人はもちろん、家族をもつ一人としても気になる政策が満載です。
目次
自民党の福祉政策
- 少子化対策:「異次元の少子化対策」として児童手当の拡充、大学無償化に前向き。
- 介護:介護人材確保のための処遇改善、ICTの活用推進。
- 年金:「持続可能な年金制度」を謳い、マクロ経済スライド継続。
立憲民主党の福祉政策
- 子育て支援:給食無償化、保育士の処遇改善、出産費用の保険適用化。
- 介護:利用者負担の軽減、特養整備の強化。
- 障害福祉:報酬体系の見直しや家族介護者支援の充実。
日本維新の会の福祉政策
- 子育て:こどもバウチャー制導入、小中学校の完全給食無償化。
- 年金:最低保証年金制度の導入を検討。
- 生活保護:生活保護制度のデジタル化と効率化を掲げる。
公明党の福祉政策
- 子育て支援:児童手当の所得制限撤廃、大学授業料の負担軽減。
- 介護:介護職員の処遇改善と離職防止。
- 障害者支援:就労支援や合理的配慮の徹底。
共産党の福祉政策
- 社会保障:「福祉切り捨て」への対抗として、消費税廃止とともに福祉財源を国が保障。
- 介護:保険外サービスへの依存に反対、利用者負担の軽減。
- 年金:最低保障年金制度の導入。
れいわ新選組の福祉政策
- 生活保護:「生活保障」の名のもと、制度をもっと使いやすく。
- 子育て:給食や医療費の完全無償化。
- 障害福祉:「重度訪問介護」の時間上限撤廃など現場目線の支援。
参政党の福祉政策
- 子育て支援:家庭教育の充実、母親の働きすぎ防止を強調。
- 医療・福祉:自然医療・予防医療の推進が中心。西洋医学偏重からの脱却を主張。
- 高齢者福祉:地域のつながりを重視し、家庭や地域での支え合い強化を掲げる。
福祉職の視点から見るポイント
それぞれの政党でアプローチが異なりますが、共通して言えるのは「少子化」「高齢化」「人材不足」のキーワードが中心になっていること。
制度を整えるだけでなく、本当に使いやすい仕組みになっているかどうかが大切です。
さいごに
選挙って「自分に関係ない」と思いがちですが、福祉は誰にとっても身近な問題。
私自身、現場の専門職として、そして一児の父としても、これらの政策は他人事ではありません。
ぜひ、あなたもビール片手に(?)政策を読み比べて、1票をどう使うか考えてみてください。
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