【晩酌しながら分かる介護保険】申請からサービス開始までを福祉職がサクッと解説!

こんにちは、晩酌福祉らじおのわいじろーです。

今回は、「介護保険ってどう使えばいいの?」という疑問にお応えして、申請からサービス利用までの流れをサクッとまとめていきます。

「何から始めればいいのか分からん…」
「気づいたら要介護認定受けてたけど、その後どうするの?」

そんな方、意外と多いんです。
晩酌のお供に、ちょっとだけ制度のこと、勉強してみませんか?


🍶 介護保険ってどんな制度?

ざっくり言うと、

「介護が必要になったときに、必要なサービスを安く利用できる仕組み」です。

対象者:

  • 65歳以上:病気や老化によって介護が必要な人
  • 40〜64歳:認知症や脳梗塞など“特定疾病”による介護が必要な人

📌 サービス利用までの流れ(ざっくり)

  1. 申請(市役所・地域包括支援センター)
  2. 認定調査(自宅訪問)
  3. 主治医意見書の作成
  4. 認定結果の通知(要支援 or 要介護)
  5. ケアマネージャーの選定
  6. ケアプラン作成
  7. サービス利用スタート!

📝 各ステップをゆるっと解説!

① 申請する

市役所や地域包括支援センターで介護保険の申請ができます。本人・家族・代理人でもOK。

② 認定調査を受ける

市の職員がご自宅を訪問し、生活状況の聞き取りをします(所要時間20〜30分)。

③ 主治医意見書

市から主治医に意見書作成を依頼。本人の健康状態に基づいて評価されます。

④ 認定結果が届く

おおよそ申請から30日以内に「要支援」「要介護」などの結果通知が届きます。

⑤ ケアマネを選ぶ

要介護認定であれば居宅介護支援事業所。

要支援認定であれば地域包括支援センターへ相談してケアマネジャーの担当をお願いします。

ケアマネージャーは自分で選ぶことが基本ですが、地域包括支援センター等で紹介してもらうこともできます。

⑥ ケアプランを作成

「どんなサービスを・どれくらい使いたいか」をケアマネと相談しながら計画を立てます。

⑦ サービス開始!

契約や日程調整が済めば、いよいよサービス開始です。


❓ よくある質問Q&A

Q. 結果が出るまでサービスは使えない?
A. 原則NGですが、「暫定ケアプラン」で先に使えることもあります。

Q. ケアマネって有料?
A. いいえ、無料です(介護保険から全額支給)。

※現時点ではです。制度改正される議論もあがっています。

Q. ケアマネが合わない…
A. 変更可能です。遠慮せず言って大丈夫。


🤫 ブラック福祉あるある(小声)

  • 午前中や時期(夏や冬)によっては市役所窓口、激混み。
  • 調査のとき「お元気そうですね」と言われがち。
  • ケアマネが鬼忙しくて連絡つかない日がある(激務なので、ご理解いただきたいです)。

✅ まとめ:わからなくて当然。だから、相談しよう。

介護保険の制度は難しくて当たり前。
でも、流れを知っていれば「次に何すればいいか」が見えてきます。

困ったらまずは「地域包括支援センター」に相談!

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この記事を書いた人

わいじろー|社会福祉士 × 晩酌トークブロガー
こんにちは、社会福祉士の「わいじろー」です。

福祉現場でのリアルな体験や制度の裏話を、晩酌しながらゆる〜く語るこのブログ。「福祉ってなんか難しそう…」と思ってる方にも、酒のつまみにできるくらい軽く読めるようにをモットーに書いてます。

介護現場から始まり、支援相談員(老健)・医療ソーシャルワーカー・地域包括支援センター・福祉用具専門相談員などを経て、社会福祉士として幅広く経験してきました。

福祉職の転職や、制度のグレーゾーンあるある、時々毒舌。
「それ、分かる〜」と笑ってくれたらうれしいです。

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▶ 趣味はゲームと料理です。
▶ 育児真っ最中

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