「もう限界…」福祉職を辞めたいと思った瞬間5選【元MSW・老健相談員の本音】

「福祉の仕事って、人の役に立てるし、やりがいもあるよね」
そう言われるたびに、心の中でこうつぶやく。

「心がすり減るくらいにはね」

現場で10年以上働いてきて、何度も辞めたくなった瞬間があります。
今回はそんな“福祉職あるある”なエピソードを5つ、晩酌片手に語ってみます。


🍶 辞めたいと思った瞬間5選


目次

①「人手不足なのに、有休も残業代も“自己責任”扱い」

  • 利用者、患者は増える、でも、職員は減る。

  • 「どうしても人が足りないので…」と呼び出される休日出勤。

  • 有休は「取れる雰囲気じゃない」だけでなく、使うと嫌味を言われる。

▶ ブラック度:★★★★☆
▶ 晩酌コメント:「この1本のために働いた。そう言い聞かせて飲むのが福祉職」


②「何でも屋扱いされて、本来の仕事ができない」

  • 相談員なのに送迎、掃除、レク司会…

  • 気づけば“便利屋”になっていた。

  • 相談業務に集中したいのに、「プリンター直して?」で1日終わる。

▶ ブラック度:★★★★★
▶ 晩酌コメント:「今日のつまみは“職種崩壊”。しょっぱさが沁みるわ。」


③「理不尽なクレームに“笑顔で謝罪”させられる」

  • 「おたくの職員が〇〇で…」→上司「とにかく謝っといて」。

  • 説明も検証もないまま、責任だけ押し付けられる。

  • 信じてくれたのは、晩酌の缶ビールだけ。

▶ ブラック度:★★★★☆
▶ 晩酌コメント:「“事実無根”のおかずで飲む酒が、意外とうまい。」


④「上司が“現場の声”を一切聞かない」

  • 意見を出すと「それはあなたの感情論」と切り捨て。

  • 方針だけコロコロ変わって、動くのはこっち。

  • 会議で黙ってた方がマシなことを学ぶ。

▶ ブラック度:★★★☆☆
▶ 晩酌コメント:「この焼酎、現場の声よりも響いてくる。」


⑤「夜勤明けに“そのまま研修”地獄」

  • 休ませてもらえないスケジュール。

  • 睡魔と闘いながら「倫理について考えましょう」。

  • もはや倫理を持ってないのは職場の方。

▶ ブラック度:★★★★★
▶ 晩酌コメント:「寝不足と絶望の味がするハイボール、今日も最高。」


🧭 まとめ:辞めたいと思ったあの日が、人生を動かす日になる

「辞めたい」と思うのは、弱さじゃない。
むしろ、それだけ“限界まで頑張ってる”証拠だと思います。

福祉の仕事はやりがいもあるけど、それだけじゃ続かない。
僕は「限界だ」と思ったとき、転職を真剣に考えるようになりました。

 


✅ 締めの一言

現場で戦う皆さん、今日もお疲れさまでした。
心がすり減った日は、酒とブログで癒しを。
また明日、働くか辞めるかを決めましょう。乾杯。

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この記事を書いた人

わいじろー|社会福祉士 × 晩酌トークブロガー
こんにちは、社会福祉士の「わいじろー」です。

福祉現場でのリアルな体験や制度の裏話を、晩酌しながらゆる〜く語るこのブログ。「福祉ってなんか難しそう…」と思ってる方にも、酒のつまみにできるくらい軽く読めるようにをモットーに書いてます。

介護現場から始まり、支援相談員(老健)・医療ソーシャルワーカー・地域包括支援センター・福祉用具専門相談員などを経て、社会福祉士として幅広く経験してきました。

福祉職の転職や、制度のグレーゾーンあるある、時々毒舌。
「それ、分かる〜」と笑ってくれたらうれしいです。

▶ 晩酌福祉らじお(YouTube)でも配信中!
▶ 趣味はゲームと料理です。
▶ 育児真っ最中

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