こんにちは。わいじろーです。
このブログでは、福祉業界を中心とした働く人たちの「しんどさ」に寄り添うテーマで発信しています。
今回は、職場や仕事に疲れて「もう辞めたい」と思っているあなたへ向けた記事です。
もし、今のあなたが「限界だ」と感じているなら……少し立ち止まって、この文章を読んでみてください。
■ 「仕事を辞めたい」=あなたがダメなわけじゃない
「毎朝起きるのがしんどい」
「職場に行くだけで胃が痛くなる」
「気力もやる気も、全部どこかに置いてきたみたい」
そんな気持ち、決してあなただけではありません。
僕自身、福祉の現場で何度もそう感じました。
正直に言えば、何度も辞めています(笑)
でもね、辞めたいと感じるのはあなたの感覚が正常だからです。
異常な状況に対して「これはおかしい」と感じられるのは、むしろ健全です。
■ よくある「引き止め文句」は無視していい
辞めたいと言うと、周囲からよくこんな言葉をかけられます。
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「みんなも我慢してるよ」
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「どこに行っても同じだよ」
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「せっかくここまで続けたのにもったいない」
これ、全部「その人の都合」です。
あなたの苦しみを真剣に考えていない証拠でもあります。
特に「どこ行っても同じ」は危険な言葉です。
それを真に受けて自分を押し殺してしまうと、心や身体が壊れてしまいます。
実際は、職場ごとに環境は全然違います。
地獄の種類が違うなら、少しでもマシな地獄に移った方がマシなんです。
■ 辞めることは逃げじゃない。「戦略的撤退」です。
仕事を辞める決断は、逃げでも負けでもありません。
それは**「自分の人生を守るための、戦略的な選択」**です。
戦うばかりが正解じゃない。
引くことも、未来の自分を救う一手になるんです。
僕が初めて職場を辞めたときは、怖かったです。
でも、辞めたあとに思ったのは、
「なんであんなに我慢してたんだろう」ということ。
不思議なもので、辞めた瞬間に世界が広がったように感じました。
空気がおいしいって、ほんとに思いましたから(笑)
■ 今すぐ辞めなくてもいい。でも準備はしてほしい
「じゃあ、今すぐ辞めればいいの?」というと、
そう単純な話でもないですよね。
生活のこと、家族のこと、お金のこと…
大人にはいろいろ事情があります。
だからこそ、僕が伝えたいのは
「いつでも辞められる状態」を作っておくことです。
▼ やっておくべきこと
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転職サイトに登録してみる
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履歴書・職務経歴書を作っておく
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「辞めたい理由」を紙に書き出して整理する
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自分の味方(理解者)をつくる
これだけでも、だいぶ心が軽くなります。
「今すぐは動けないけど、逃げ道はある」って思えるだけで、人はラクになれるんです。
■ 自分を責めないでください。
僕は、辞めたいと思うたびに自分を責めていました。
「根性がない」
「情けない」
「また逃げるのか」
でも、それは違います。
そもそも、「ちゃんと働こう」「ちゃんとやろう」と思ってたからこそ苦しかったんですよね。
だからどうか、今の自分を否定しないでください。
「ここまで、よくやってきたな」って、自分を認めてあげてほしいです。
■ 最後に:あなたの人生は、あなたのもの
職場や上司、周囲の人たちは、あなたの人生に責任を取ってくれません。
あなたの人生を守れるのは、あなただけです。
どうか、無理をしすぎないで。
限界を超える前に、一度立ち止まってください。
僕のラジオ(stand.fm)では、こういう「心が疲れた人」に向けたお話を、晩酌しながら配信しています。
もしよければ、夜寝る前にでも聴いてみてください。
あなたの心が少しでも軽くなりますように。
▶️【stand.fmで聴く】
👉 https://stand.fm/episodes/【晩酌福祉らじお | stand.fm】
✒️あとがき
この記事が、誰かの「救いの一歩」になれば嬉しいです。
「私も限界かも…」と思っている方がいれば、コメントやDMで気軽に話しかけてください。
あなたの人生は、誰のものでもなく、あなたのものです。
生き延びることを、最優先にしてくださいね。
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