【ブラックすぎて逆に笑えた】介護職員から相談員へ!成長物語

こんにちは、わいじろーです。
本日は、私の“福祉キャリアの原点”とも言える、初任者時代の壮絶ストーリーをお届けします。

 

その職場は、地元ではちょっとした伝説…。


**「あそこ、1年で何人辞めるんだよ」**と噂されるスパルタ老健

 

はい、そんなところに、ピュアな新卒わいじろー、
うっかり就職してしまいました。

 


目次

🧻排泄・入浴・滝汗地獄!現場の洗礼とは

配属されたのは、老健(介護老人保健施設)の一般棟。


業務内容は、ズバリ…介護業務全般

「あ、これ社会人ってやつか…」

そう思ったのは、人生で初めてオムツを開けた瞬間。
なぜか頭の中に「チャラララ~ン♪」と、悟りの効果音が鳴った気がする。

 

そして夏はもっと過酷。
脱衣所はサウナ。風呂場は天然ミストサウナ。
介助する側が先にのぼせそうになるという地獄絵図。

 

でも人間、慣れるんですよね。
排泄のタイミングも読めるようになるし、
「○○さん、そろそろ来るな…」と、鼻センサーも覚醒しました。

 


🌙“お局と二人きり夜勤”というホラー

夜勤は、基本2人体制。


ただし、そのうち1人は動かない。

いや、正確には“詰所でポータブルDVD持参し鑑賞するお局”。

 

その結果どうなるか?

  • 徘徊対応

  • トイレ誘導

  • ナースコール連打

  • 転倒対応

  • そして朝食介助

ぜ ん ぶ 、やらざるを得ない 。

 

そして、朝3時に「朝飯食いながら寝る」スキル、会得。

利用者さんの朝食介助しながら、こっちが意識飛びかけてた。

 


🧠それでも辞めなかった理由は?

同期は何人か辞めたけど、なぜか自分は2年間耐えた

理由?
たぶん、意地ちょっとした達成感と、
利用者さんの「ありがとう」。

あと、今思えば変な話だけど、
「この環境で生き残ったら最強やん?」っていう謎のRPG感があった。

今思えば、謎のやる気だけども。。

 


🎉そしてついに相談員へ!

2年目のある日、上司に呼ばれて言われた。

「お前、相談員やってみるか?」

え!?あの、便と汗と絶望にまみれてた自分が!?

 

即答で「やります!!」

 

そして、異動後・・・

 

病院に連絡して、家族と調整して、ケアマネと話して…。


**人間らしい生活って、こうだったんだな…**と実感・・・

なんて事は、なかった。。

 

違う、地獄の始まりみたいなもんって事に後々に気づく事になる・・笑


🍶あの地獄があったから、今がある(けど戻りたくはない)

今思えば、
あの老健での2年間は、人生の免疫力を爆上げした時期だった。

  • 排泄ケア → 苦手意識ゼロに

  • トラブル対応 → 冷静さゲット

  • お局との距離感 → 社会勉強

  • 謎の筋肉 → 介護筋

そしてなにより、
どんな現場でも「まぁ、あそこよりマシか」って思える耐性が身についた。

でも、ひとつだけはっきり言える。

「絶対、戻りたくはない。」

 

でも、福祉って、やっぱり深くて面白い。

 

それでは皆さん、良い晩酌を。

 


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この記事を書いた人

わいじろー|社会福祉士 × 晩酌トークブロガー
こんにちは、社会福祉士の「わいじろー」です。

福祉現場でのリアルな体験や制度の裏話を、晩酌しながらゆる〜く語るこのブログ。「福祉ってなんか難しそう…」と思ってる方にも、酒のつまみにできるくらい軽く読めるようにをモットーに書いてます。

介護現場から始まり、支援相談員(老健)・医療ソーシャルワーカー・地域包括支援センター・福祉用具専門相談員などを経て、社会福祉士として幅広く経験してきました。

福祉職の転職や、制度のグレーゾーンあるある、時々毒舌。
「それ、分かる〜」と笑ってくれたらうれしいです。

▶ 晩酌福祉らじお(YouTube)でも配信中!
▶ 趣味はゲームと料理です。
▶ 育児真っ最中

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