みなさんこんばんは。
社会福祉士のわいじろーです。
今日も酒を片手に、福祉のことをゆる〜く、でもちょっと深掘りして語っていきましょう。
さて、2025年夏の参議院選挙、結果はご覧になりましたか?
自民・公明、大敗。福祉政策への影響は避けられない?
今回の参院選、自民・公明の与党は議席を大きく減らし、野党が勢いを取り戻す形となりましたね。
政治に詳しくない人でも、「なんか変わりそう…」って感じたんじゃないでしょうか。
じゃあ福祉の現場には何が起きるのか?
答えは、「おそらく、変わります。しかも結構じわじわと」。
なぜなら、
- 社会保障費の膨張問題
- 少子高齢化による制度維持の限界
- 有権者の「生活実感」に寄り添う政策へのシフト
…このあたりが、今後の焦点になりそうだからです。
注目ポイント①:介護保険制度の見直し加速か?
まず注目したいのが介護保険制度。
2024年にはすでに自己負担割合の拡大やサービス制限の議論がされてきましたが、今後の国会ではさらに大きな制度改革の波が来るかもしれません。
もし政権が変われば、
- 現行の2割負担層の拡大
- 軽度者向けサービスの保険給付外し
- ケアプラン有料化
などが真剣に検討される可能性あり。これは現場の我々にとっては、かなり“熱い”…いや、“汗が出る”展開です。
注目ポイント②:生活困窮者支援・障害福祉は見直される?
野党系が打ち出しているのは、
- 最低賃金の引き上げ
- ベーシックインカム的制度の検討
- 福祉従事者の待遇改善
など、やや“分配重視”の政策です。
これが実現すれば、生活困窮者や障害福祉の現場にはプラスの影響があるかもしれません。
でも一方で、それをどうやって財源で支えるのか?
現実的には「削るところは削る」という方向性が強まるかもしれません。
つまり、
「全体としては分配型に見えても、“効率化”の名のもとに切られる福祉もある」
ということです。
注目ポイント③:福祉人材の確保と待遇改善は進むのか?
選挙前から各党が口を揃えていた「福祉人材の処遇改善」。
でもそれ、本当にやるの?いつから?どこまで?って話ですよね。
現場感覚から言えば、
- 処遇改善加算のあり方
- 事業者への配分の透明性
- 非正規福祉職の待遇底上げ
こういった部分にメスが入るかどうかが大事。
「聞こえはいいけど、実態は変わらない」という展開も十分ありえます。
現場の福祉職として、今できることは?
政治は一朝一夕には変わりません。
でも、福祉職が社会の風向きを知っておくことは超重要です。
制度が変わる前に察知できれば、
- 事業所の方向性を変える
- 自分のスキルを磨く
- 副業や資格取得に備える
…といった「備え」ができます。
制度の被害者にならずに、制度を読めるプレイヤーになる。
それがこれからの生き残り術だと思います。
まとめ:選挙で政治は変わった。でも、現場がどうなるかはこれから。
選挙の結果で空気は変わった。
でも、福祉の制度がどう変わるかは、ここからが本番。
そして、今後に向けて自分達ができる事は、
- 情報を拾う
- 現場感覚と照らす
- できる準備をする
これだけです。
それでは、今日もおつかれさまでした。
一杯やりながら、制度の波にのまれないよう、ちょっとずつ備えていきましょう。
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