こんにちは、社会福祉士のわいじろーです。
元・支援相談員、医療ソーシャルワーカー、現・晩酌福祉らじおの中の人として、今日も福祉業界の“あるある”を肴にしていきます。
今回のテーマはズバリ…
「無駄な会議が多い職場は、大体うまくいってない」
福祉の現場って、ほんとに**「話し合い文化」が根強いんですが…
なぜか「会議だけは盛大」**な職場ほど、肝心のケアや経営は微妙っていう。
そんな、福祉現場あるあるを5つ、実体験ベースで語っていきます。
1. とにかく頻回に会議してる
まず最初に言いたいのがこれ。
「何のためにこんなに会議してるんですか?」
週1どころか、毎朝10分ミーティング+週2会議+月1長時間研修会議とか、
もう**「会議をするために働いてる」**レベル。
情報共有が大事なのは分かります。
でもその内容、チャットかメール1本で済む話が大半なんです。
現場の職員は「その時間で記録書かせて」「ケアプラン立てさせて」「訪問行かせて」「利用者のケアさせて」って感じです。
2. 1回の会議が異様に長い
予定は30分、でも終わるのは90分。
大体こういう会議、話が脱線しまくりなんですよね。
「今この議題必要か?」みたいな話で時間を取られ、
いざ本題に戻ったと思ったら「次回また持ち越しましょう」で終わる。
結果、記録が書けずに残業。
「会議で何か得たか?」って聞かれたら、**「時間が消えた」**しか答えようがないです。
3. 結局、経営者が決める
これ一番しんどいやつ。
「自由に発言して」→「でも最終的には経営者が決めます」
え、それって発言の意味あります?
何を言っても「うーん、それもアリだけど、今回はこっちでいきます」で一蹴。
なのに「みんなもっと主体性を!」とか言われるんですよ。
発言しても通らない → 発言しなくなる → 空気読めない奴だけが残る会議
これ、福祉の会議あるあるの闇です。
4. 同じ内容を繰り返してる
1年前と同じ議題、
しかも前回も「一応再確認で…」ってやったやつ。
そのうち、「これって永遠に終わらないやつじゃん」ってなる。
・会議がタスクになってる
・議題がループしてる
・進捗はゼロ
…なのに、「定例会議だから」という謎の伝統で続いていく。
**「伝統芸能」**と化した福祉会議、あなたの職場にもありませんか?
5. 会議の結果、現場は何も変わらない
これが一番の問題。
何時間も会議して、決まったのは「もう少し様子見よう」。
え、様子見で何か変わったことありますか?
何も変わらないんです。
現場は忙しいまま。クレームは増える。スタッフは辞める。
で、「現場が努力してない」とか言われる。
ちょっと待て。
努力の方向、間違ってるのはそっちやで?
【結論】無駄な会議が多い職場=経営がヤバい
厳しい言い方になりますが、これは僕の実体験。
- 制度や報酬体系を理解していない
- 利用者のニーズより“数字”を重視
- 短期間で収益アップや集客を狙う
- ケアの質に目を向けない
そういう経営者に限って「会議は大事」とか言いながら、
現場の意見は聞くフリだけして、結局“トップダウン”。
こんなことやってるから、経営が傾くんです。
【まとめ】無駄な会議に巻き込まれて疲れてるあなたへ
もし、あなたの職場が「会議ばっかしてて、でも何も変わらない」と感じているなら…
それ、あなたのせいじゃないです。
無能な経営陣が、無駄な努力をさせてるだけです。
今日はちょっと辛口でしたが、
まぁ、晩酌のつまみにでもしてもらえたら幸いです。
「うちもそんな感じです!」という共感コメント、お待ちしてます(笑)
それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
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