今日はビール片手に、ちょっと真面目な話をします。
テーマはバイステックの7原則。
社会福祉を学んだ人なら、
「はいはい、出たよ基本中の基本」
「学生の頃に暗記させられたやつね」
と思った人も多いはず。
でも正直に言います。
これ、ガチで大事です。
しかも仕事だけじゃなく、
プライベートでもかなり使える。
人間関係に悩む人ほど、実はこの7原則を知っているだけで楽になるんじゃないかと思っています。
今日は飲みながら、そんなことを書いてみました。
そもそも「バイステックの7原則」とは?
バイステックの7原則は、対人援助職における基本姿勢を示した考え方です。
よく知られているのが、この7つ。
- 個別化
- 意図的な感情表出
- 統制された情緒的関与
- 受容
- 非審判的態度
- 自己決定
- 秘密保持
学生時代は
「覚えろ」
「試験に出る」
そんな扱いだったかもしれません。
でも、現場に出ると分かります。
これを守るの、めちゃくちゃ難しい。
それでも、
ここを意識できているかどうかで、支援の質は本当に変わります。
なぜバイステックの7原則がここまで大事なのか
理由はシンプルです。
人は「正論」では動かないから。
福祉の現場では、ついこんな言葉が出がちです。
・それは制度上できません
・それはあなたのためになりません
・普通はこうします
全部正論です。
でも、正論をぶつけられて心を開く人はほとんどいません。
バイステックの7原則は、
相手を変えようとする前に、まず理解しようとする姿勢を教えてくれます。
これができないと、
どんな制度知識も、どんな経験も、ただの自己満足で終わります。
バイステックの7原則を「現場目線」で語る
個別化|「この人は、この人」
年齢や病名、家族構成が似ていても、同じ人はいません。
・前にも似たケースがあった
・だいたいこうなるよね
この考えが出た瞬間、支援は雑になります。
これはプライベートでも同じ。
・男はこう
・女はこう
・この年代はこう
だいたい外れます。
意図的な感情表出|「気持ちを出していい空気」を作る
怒り、不安、愚痴、泣き言。
全部あっていい。
「そんなこと言わないで」
「前向きに考えましょう」
こう言われると、人は黙ります。
飲みの席で説教されたら、
もう一杯飲みたくなくなるのと同じです。
統制された情緒的関与|共感しすぎない勇気
これ、かなり大事です。
・感情移入しすぎて疲れる
・相手の問題を自分の問題にしてしまう
結果、燃え尽きます。
仕事でも私生活でも、
適切な距離感を保てる人ほど、長く人と関われる。
受容|否定しないだけで、人は救われる
同意しなくていい。
賛成しなくていい。
ただ、
「そう感じたんですね」
と受け止める。
それだけで場の空気は変わります。
夫婦関係でも、親子関係でも、職場でも同じです。
非審判的態度|正しい・間違いで裁かない
福祉職、これが一番苦手かもしれません。
内心では
「それは違うでしょ」
と思っても、まず裁かない。
人は裁かれた瞬間、心を閉ざします。
自己決定|決めるのは本人
失敗しそうでも、遠回りでも、
選ぶ権利は本人にある。
正解を押し付けるのは、支援ではなく支配。
プライベートでの
「こうした方がいいよ」
は、だいたい余計なお世話です。
秘密保持|信頼は一瞬で壊れる
噂話や軽い愚痴。
つい話したくなります。
でも、一度漏れた信頼は、ほぼ戻りません。
仕事でも、飲みの席でも同じです。
実は仕事より、プライベートで効く話
正直に言うと、
バイステックの7原則は私生活で使う方が効果を実感しやすいです。
・話を遮らない
・否定しない
・正解を押し付けない
・感情をそのまま受け止める
これだけで、
「この人、話しやすいな」
と思われます。
人間関係が上手い人は、
無意識にこの7原則をやっています。
まとめ|教科書で終わらせるには、もったいない
バイステックの7原則は、試験のための暗記項目ではありません。
・支援の土台
・人間関係の基礎
・自分を守るための技術
全部詰まっています。
もし最近、
人と関わるのがしんどい
仕事がしんどい
そう感じているなら、
制度やスキルの前に、バイステックの7原則に立ち返るのもアリです。
そろそろグラスも空いてきたので、今日はこの辺で。


コメント