今日のテーマは「年金のリアル」と福祉職の将来資金の話
こんばんは、晩酌福祉らじおです。
仕事終わりに缶ビール片手に読んでくれてるそこのあなた、お疲れさまです。
さて、今日はちょっと真面目な話。
「福祉職としてこのままで老後、大丈夫なんだろうか?」という不安、ありませんか?
そんなあなたに向けて、今回は「今の年金制度の現実」と、「じゃあどう備えるべきか?」についてお話しします。
年金、ゼロにはならない。でも…
よく「どうせ年金もらえないでしょ?」って言われますが、実際はゼロにはなりません。
ただし、「確実に今より減る」ってのは、ほぼ確定です。
理由はシンプル。
- 少子高齢化で現役世代が減ってる
- 寿命が伸びて、支給期間が長くなってる
- 経済成長しても、年金は“自動的に抑制される”仕組みになってる(マクロ経済スライド)
その結果、将来の年金の所得代替率(=現役収入に対する年金の割合)は、50%を下回る可能性が高いんです。
「65歳から年金」も過去の話になるかも?
今は65歳が基本ですが、70歳支給が“普通”になる日も近いかもしれません。
つまり、年金制度は「当てにするもの」から「補助的なもの」に変わりつつあるんですね。
老後資金は、自分で準備する時代
年金だけに頼れないなら、どうするか?
もうこれは、自分で備えるしかありません。
そしてこの話は、「今の40代以下」に限ったことではありません。
50代や60代前半の現役世代の方にとっても、老後資金は“自分で作るもの”という意識が必要になっています。
まだ時間はあります。今からでも、備える価値は十分あります。
今から使える「3つの武器」
① NISA(新NISA)
- 株や投資信託で得た利益が非課税
- 「つみたて投資枠」は長期・分散型でリスクを抑えて資産形成できる
- 年間120万円+成長投資枠240万円=最大360万円まで非課税!
🔸必要なときに引き出せる自由度も高い!
② iDeCo(個人型確定拠出年金)
- 掛金が全額所得控除になるから節税効果が抜群!
- 運用益も非課税、60歳以降に年金や一時金として受け取れる
- 公務員、会社員、個人事業主など、属性によって掛金の上限が異なる
🔸老後資金を“強制的に”貯める仕組みとして優秀!
③ 個人年金保険
- 保険会社と契約して、将来決まった額が毎月支給される仕組み
- 貯蓄型なので元本保証タイプもあり、安定重視派におすすめ
🔸投資はちょっと怖い…という方にも安心材料
「福祉職は給料が低いから無理」って、本当?
よく耳にする声です。
「福祉職って安月給だから、そんな余裕ないよ」って。
でも、それだけで諦めるのはもったいないと思うんです。
実際、私も福祉の世界でいくつかの職場を経験してきました。
たしかにブラックな職場もありましたし、給料もピンキリです。
けれど、
他業種に未経験で転職して、一からやり直すリスクを負うより、
同じ福祉職で経験を活かして、待遇の良い職場に転職した方が賢い。
という選択もあると思っています。
福祉業界でも、求人によっては年収が50〜100万円変わることもあります。
配置基準や加算、法人の安定性など、ちょっと見る目を養えば、
「同じ仕事でも待遇は全然違う」ってこと、実感しています。
自分もやってます。NISA+個人年金、iDeCoも始めます
偉そうに言ってるわけじゃありません。
自分も、今まさに備えを始めている一人です。
- NISAでつみたて投資信託を毎月コツコツ積立中
- 個人年金保険にも加入済みで、将来の安心を少しずつ準備
- iDeCoも、近々スタート予定です
最初は難しそうに感じるかもしれませんが、
やってみると意外とシンプルで、「もっと早く始めればよかったな」と思っています。
晩酌代を削らずに未来の安心も買ってる、そんな感覚です(笑)
まとめ:「もらう」から「作る」時代へ
時代は変わりました。
「将来は年金があるから安心」なんてのは、もう過去の話。
これからは、年金を“作る”時代です。
NISA・iDeCo・個人年金、この3つをどう活かすかで未来は大きく変わります。
福祉職という“経験の武器”を活かしながら、
転職や副業、制度活用など、自分に合った選択をしていきましょう。
🍺最後にひと言
福祉の仕事って、目の前のケアに一生懸命になりがちですが、
自分の人生設計にも、ちょっとだけ目を向けてみませんか?
晩酌しながら、ゆるっと考えてみるくらいで、ちょうどいい。
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